まだ整理ができていない。おそらく河合郁人が脱退するという発表を聞いてから何も考えないようにしていた。えびは私の高校大学時代の青春だ。
思えば当時高校1年だった自分は、2012年2月11日に運命が変わった気がする。このときのABC座を見に行って、こんなにエンターテイナーな人たちは観たことないと衝撃を受けたのを覚えている。
キレのあるダンスはもちろんのこと、一人一人のダンスの中に個性がのってること。そして強みの一つであるアクロバットと曲やダンスの融合性。
今まで他のジャニーズで見たことがない劇場アイドルの崇高なパフォーマンスを目の当たりにしてハマらない選択肢は無かった。
そこから約11年が経った。
先日2023年12月17日に私が見た5人でのA.B.C-Zは最後の日となった。
この日は2012年のSUMMARYで最前列に一緒に入った河合担当の同い年の友達と、久しぶりに再開して私達の最後の日を共に観劇することが叶った。
私の中では前述した通り考えないようにしていたこともあり、まだこの日は実感が無く、ある意味呆然と客観的に5人を眺めていたのだが、担当である戸塚くんを通して河合さんを見ていると愛おしいなと感じる瞬間がたくさんあった。塚ちゃんの河合呼びの距離感も好きだし、はっしーの一歩下がってメンバーとファンを見ている感じもかわいい末っ子からかっこいい末っ子になったのだなとしみじみ感じたし、ごっちの変わらず強めないじりも最高だし、20パターンの関係性が素敵だなと思ったところだった。
そして、ふみとつの関係性にも終わりが来てしまうのは寂しかった。河合くんサイドの話はよくわからないのだが、戸塚くんサイドではJrのときから隣に河合くんがシンメでいてくれて、いろんな刺激をくれて、時に戸塚くんの考えていることを河合くんはわからないことのほうが多かったと思うけど、見放さずに分かろうとしてくれていて、素敵なシンメ関係だったなと思う。
(まあ戸塚くんも河合くんも性格的にどちらも複雑でめんどくさい人だから相性が良かったのかもしれない)
仲が良いだけでは上にはいけない。お互いを刺激し合って、認め合って、ぶつかっているからこそ成り立つ関係。えびの郁人じゃなくなるのもさみしいが、ふみとつが無くなってしまうのはもっと寂しい。
郁人はこんなに芸達者でこんなに劇場のスポットライトが似合う人なのにもったいないなという感情が強まっている。
だけど前を向いて自分の夢を叶えようとする脱進を決意した郁人も同時に応援したい。
ほかでもなく尊敬する戸塚くんが強い覚悟を決めて送りだしているのだから。
5人のえびを応援して、たくさんかっこいいパフォーマンスを見ることができて、本当に楽しかった。
人生にたくさんの彩りを与えてくれていた。
5人の見えない絆が大好きだった。
プロ意識の塊のような5人を尊敬していた。
ありがとう。だいすきな5人のA.B.C-Z。
これから5人のフォーメーションダンスや、5rings等などの舞台装置はどうなっていくのかと非常に気になるところなのですが、今後の4人のA.B.C-Zのこと、河合さんのことも引き続きちゃんと見守っていきたいとおもいます。