泡沫の記憶を辿って

すきなものを好きなだけ、思いのままに綴っていきます

NEWSがエンタメの答えをくれた(下書き供養)

NEWS 20h Anivversary in TOKYO DOMEが12/20,21で開催され、私も二日間のお祝いの日に参加してきた。

ファンは温かくて内容は20年の経験値が凝縮され洗練されたすばらしい周年コンサートだった。人数が変われど、その当時の「今」、彼らが経験してきたことが確かにそこにあったと感じた。

時々、こういったコンサートに参加している最中に、「ああ、これがエンタメだな」と思う。曲中のドームの天井に写されるメンバーカラーのライト。会場に映し出されるメンバー同士の仲良しな絡みがカメラに抜かれる瞬間。ペンライトを持ちながらもメンバーと同じ振り付けをするファンたち。

もちろんそこには美しくないことも含まれる。(例えば、銀テをファン同士で激しく取り合ったり、一部のファンが曲中で大声で歌ったりする等)

ただ、今回は私の周りに関して言えば、美しい空間で包まれていた。

 

昨今、エンタメの考え方が多様になってきている。 

「推し」という言葉もその象徴だろう。その人それぞれの正しいエンタメがある。そして応援方法がある。無理やりに共用されるものでもない。踊りたい人は踊ればいい。ペンライトを振りたい人はふればいい。双眼鏡でひたすらかっこいい姿を目にやきつけたい人は目にやきつければいい。他にも自分なりの楽しみ方でコンサート空間を占領していいのだ。

 

コンサートの座席には、その日その時間の自分の居場所があるのだから。

 

20年選手のアーティストになったことで、NEWSが一般向けになってきたと思った。この機会に、ドーム規模のときはファンクラブに入っていない民にも気軽にチケットが手に入るアーティストになってくれたらNEWSは一段と大きくなりそうだなとも感じた。

 

素敵な周年ライブだった。また、NEWSの音楽と踊りと空間に酔いに行きたいと思う。